フリーランスになるうえでのポイント
エンジニアは独立してフリーランスになると、大きな成功を遂げて大幅に年収を上げられるケースもあります。
どの程度稼げるかは働き方次第ではあるものの、1,000万円以上の年収になる人も少なくないのです。
ただし、その状況がいつまでも続くわけではないことは、しっかりと覚えておくことが大切と言えるでしょう。
企業がフリーランスのエンジニアに仕事を依頼する際は、年齢的に20代後半から30代後半の人が候補として挙げられることが多いです。
大きな実績を上げ続けていれば、壮年期以降も働ける可能性は十分ありますが、一般的に晩年まで続けるのは困難とされています。
そのため、エンジニアが会社を退職してフリーランスを始めるときには、引き際を意識しておくことが重要でしょう。
まずは、何年後に次のキャリアに移るか決めておく必要があります。
フリーランスとして活動している間に、次のキャリアをどうしたいかに応じた経験を積んだり、スキルアップを図ったりするのです。
管理職として転職、自分でベンチャー企業を設立、現場で働くエンジニアに戻るなど、さまざまなキャリアパスを描けます。
どのようなキャリアパスを描くかは自由なので、フリーランスを始めたいと思った時点での希望をまず明確にしましょう。
その希望に沿った働き方を実現するにはどうすれば良いか、そのことをよく考えておかなければなりません。
そのうえで独立すると、混乱したり、後悔したりする可能性は低くなるでしょう。